久米島グスク行 二日目

昨日入手した『仲里村史 第四巻 資料編3 仲里の民話』中の地図をもとに、マイナーぎみのグスクを散策の予定だったけど...。

件の地図によると、与那嶺城(ユナニグスク)なるグスクがあるはずの場所。
通称久米島富士。沖縄本島から渡ってきた人達がこの丘を目印に久米島に上陸し始めて城を築いたという言い伝えがあるらしく、沖縄でも他ではみられない円形の城郭が残っている、らしい...。以上の情報を得たのは帰ってきた後で、その場では入り口なんてないよなーと写真だけとってスルーしてしまった...。ああ仁和寺の法師。

原城
絶世の美女が按司として君臨していたという伝説がある城。いやもうそれだけで行く気MAXになってしまいました。そんな軽い気持ちで向かった塩原城ですが、入り口から石垣のある山頂まで20分ぐらい山道、ってうか藪と蜘蛛の巣突っ切っていかなくてはならず、本と汗だくになってしまいました。ちなみに山頂についても木立が生い茂り景色など楽しむべくもなく、地表も下藪におおわれ石垣もろくに探せない状況でした。まあ沖縄の山らしいっていえばらしいです。(ちなみに昨日いった宇江城城が、山城ということでこういう状況じゃないかと想定していました。)ようやくさがした石垣は、見慣れた琉球石灰岩とも昨日宇江城城や具志川城でみた安山岩ともちがう、いったい何人がかりで運ばせたんだとため息がでてしまいそうな大きな石でした。(川原とかの石?写真でわかるでしょうか?)こんなん持たせてあの山道あがらせたのか...。小さな島ながら按司の力の強さを思わずにはいられません。それともこの城に限っては、それだけ女按司が美人だったのでしょうか。



取り合えずいったグスクはこれだけ。グスク以外のところも記憶のあるうちにメモっとかないと。すでに、仲泊の川沿いの食堂のそば、滅茶苦茶おいしかったのにもう名前が思い出せないし...